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2018/08/27

わかるわけ ないだろ 『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(12)』 原作 草水 敏、漫画 恵 三朗 / 講談社 アフタヌーンKC

12苛烈さが加速する。
手に負えないほど面白い。

12巻では2つの病理診断が描かれる。いずれも、、その所見が直接、患者の生死にかかわるものだ。

医療マンガ数あれど、「医者は人の生き死にを扱う」という事実を抜き身で描く作品は案外少ない。
フラジャイル」は、人が面白がってはいけない領域を描いているに違いない。

逆に言えば、だからこそ面白い。読む価値がある。

歪んだ見方だと断った上で書いておこう、ここには(病理医に限らず、あらゆる)仕事の一つの真実が描かれている。
ある種の仕事は、ののしり合い、相手を叩き潰し、自身の体を壊すまで頑張っても、頑張っても、足りない。届かない。
それでも諦めない。答えを出し続ける。
そういうことだ。

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