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2015/03/01

すいませんすいません 『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記』(2巻) 竜田一人 / 講談社 モーニングKC

Photo相変わらず原発の現場作業や労務管理が詳細かつリアルに描かれており、それだけでも読み応え十分だが、その一方、作者がギターを抱えてライブバーや老人ホームを回る第十一話が素晴らしくいい。

前回

「俺の中には最前線への思いがふくらんでいた」等々とあるのだが、彼をそこまで駆り立てていったものが何であったのかは、今ひとつ明らかでない。今後連載が続くにつれ、詳らかにされていくのだろうか。

と書いたが、

震災前から老人ホームに慰問に行ったりしていたので

の一節に、ミッシングリングがスパーンと埋まったような気がする。

この作品が好もしいのは、ただ福島第一原子力発電所を描いたからではない。
こういう人も本当にいるんだ。胸に風が通るようだ。

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