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2012/04/30

煮ても焼いても食べる 『リアル猟師奮闘記 山賊ダイアリー(1)』 岡本健太郎 / 講談社イブニングKC

Photo イブニングから、もう1つ動物マンガ(、かな?)。

 巻頭でいきなり

   シカやウサギの糞は
   新しいものなら食べられます

とウサギの糞を口にしてみせる長髪の主人公は、現役の猟師。作者(漫画家)は東京から郷里岡山の山奥に戻り、猟師になったのだ。

 連載の1回目で作者は野ウサギを撃ち、放血し、唐揚げにして食べる。
 ハト、マガモ、シカ、イノシシ。マムシ、カラスまでさばいて食べる。
 「いただきます」「ほほーっ」「香ばしくてうまい!!」「うおおおおう……!! こりゃ美味い!!」「たまらんな……」、食べる。食べる。
 獲物を調理するための下処理は、鳥なら羽根むしりから内臓抜きまで、すべて自身で行う。残った肉は冷凍庫に保存する。

 銃の種類(シャープ・チバ製マルチポンプ式単発空気銃「エース・ハンター」)、距離(歩幅で計算する)、スコープの調整、獲物の種類・習性、複雑な罠の仕組み、などなど、猟師の行動は──考えてみれば当然だが──徹底的に経験則と計算に基づく。つまりはとことん理詰めなのだ。
 本作が一見シンプルに見えながら再読に耐えるのは、その確かな論理性による。科学の子必読である。

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