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2004/10/24

最近の新刊から 『DO YOU? 11NOV vol.1』『脳内エステ IQサプリ』

247『DO YOU? 11NOV vol.1』 ソフトバンクパブリッシング

 「DO YOU?」で「どーよ?」と読ませるんでしょうか。「本日発売」と本屋に並んでいた新刊雑誌です。

 表紙には「大人のデジは“フツーじゃ、つまらん!"」「誕生!大人のデジモノ誌」とあります。「頂上…? ノーッ超常!」なんて吹き出しもある。いずれもコピーとしてはちょっといただけない。

 さっそくめくってみましょう。中身は表紙に比べれば格段にヨサゲな感じ。
 「DIME」「MONOマガジン」「特選街」といったグッズカタログ系の雑誌の一種のようです。そちら系はあまり詳しくないので,紹介されたデジタル製品の品揃えやページデザインの水準についてはよくわかりません。少なくとも「DIME」や「MONOマガジン」より「大人」って感じではありませんが,いくつか面白そう,買ってみたいと思う商品もありました。ただ,ホームシアター機器やデジカメ,PDAあたりまでならともかく,BMWやベンツ,オペルの新車まで並べられると,これは実際に比較調査して推奨しているわけではないんでしょ,と言いたくなります。目的がレビューなのか,カタログなのか,そのあたりははっきりしてほしいものです。

 創刊号の特徴は,特集「常識を超えるシアターへ」などの読み物,グラビアを中心とした冊子と,「秋のデジモノ新製品200」と銘打ったカタログ誌の2分冊に分かれ,その真ん中に分厚いオマケの箱がはさまっていることです。
 このオマケが,話題の青色LED(発光ダイオード)の付いたキーホルダー。けっこう明るいし,キーホルダーとしての手触りも悪くない。ボタン電池3個も付いて,けっこういー感じです。私事ですが,我が家の玄関は門灯の位置が悪く,手元が暗くて困っていたので,雑誌の定価680円の半分がこのキーホルダーとしても悪い買い物ではありませんでした。

 ところで創刊2号にはこんなオマケはないのでしょうか。次号予告にはとくに明記してないところを見ると,ないのかな?

『脳内エステ IQサプリ』 フジテレビ出版

 少し前に『トリビアの泉』の放送内容をリメンバランスした新書サイズのカラー冊子がたくさん売れましたが,それに類した番組本です。冊子としては『トリビアの泉』に比べて格段に手抜きな造作ですが(自信がないのか,どこにも「第1巻」にあたる表記すらありません),ついつい買ってしまうのがサガというもの。それでは確認のVTRをご覧ください。……それは番組が違うって。

 さて,本書では,右ページに

 「1枚の紙を切ったり破ったりすることなく10枚にしてください」
 「?ふみよいむなよこと… ?に当てはまるのは何でしょう?」
 「1から9までのカードがあります。この9枚のカードをすべて使い横に並べて表すことのできる最小の数字は?」

などなどの問題が提示され,ページをめくるとそこに回答が掲載されています。昔のベストセラー,『頭の体操』(多胡輝)を思い出しますね。

 『IQサプリ』の場合,大半はダジャレだったりしょうもないマッチパズルだったりするのですが,ごくまれにひどく論理的で,武蔵中学の入学問題に出されそうな問題もあり,回答できなかったことが悔しくてヘソを噛みたくなるようなクイズも含まれています。
 逆に不愉快なのは,ミステリの叙述トリックにあたる,単に言葉遣いで相手をひっかけるような問題。たとえば「……を通してみる」を「……を通して」「見る」と言ったでしょ? というような出題。こういうズルいのは,『頭の体操』にはあまりなかったのではないでしょうか。

 『IQサプリ』の番組そのものは,くすぐりやリプレイが多すぎて,展開がスローモーに感じられ,イライラして苦手です。もちろん,視聴者に回答を考えさせる時間をとるため,ということもあるのでしょうが,答えが提示された後もだらだらした印象が否めません。一方,この冊子はページの表・裏で勝負が決まりますから,あっけないほどスピーディ。

 そうですね,一人で暇つぶしもいいんですが,数人で出かけるときに誰かがバッグにしのばせていくというのが一番いいんじゃないでしょうか。そういう用途にはとてもオススメです。

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