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2000/10/09

サブカル本のイチオシ? イマイチ? 『隣のサイコさん 「いっちゃってる」人びとの内実』 別冊宝島編集部 編 / 宝島社文庫

Nimg1685【センセエ,あたしの脚のね,このヘンっで鳴いてるセミが五月蝿くって,もお】

 可愛いタイトルだからって,騙されちゃってはだめだめ。てゆかほら,ちょっとアブな人,ネットの掲示板にもよくいるでショ,ほらアノ「電波」な「宇宙人」,そんなカタガタを軽ぅく扱った本でしょ,だなんて油断しちゃいけないの。サブタイトルの「いっちゃってる」っていうノを見ても,まだ「ちょっと」いっちゃってるとかオートコレクトにカッコ付きで想像してるでしょあなた。ノンノン違うの。これ,レッキとした「既知外」の本なのよ。精神病院の内幕とか,壊れてプリプリ,プリズナアなお話,仕掛けられていない盗聴器探し,ストーカー,お薬,お自殺,アルコホル。宝島社はどうやってあたしのことを調べて宝島社のことをあたしの調べて絶対抗議の内容証明は講談社と小学館に許せない。ソノコトは森総理が宝島社の記者会見で繰り返しでないならこの国は全部もう,全部,この本の全部のうち半分くらいは,鬼畜な村崎サンとか書き手の方がモウ存分な既知外なのね。デ残りの半分のさらに半分くらいの書き手が,も少しで既知外。そうなると,残る全体の半分のさらに半分だって,あらあら。モチロンこんな本の中味を全部ほんとかしらって信じちゃうほど世の中に疎いわけないじゃないのよこう見えてあたくし,ええ。でも。この本の内容が7割,いえいえ,9割ウソでも,この本はエグい。どのくらいエグいかといえばここに書くのがはばかられるほど,エグい。あら声が男に戻っちゃったいやね龍角散龍角散。んもう。こほん。それでね,読書の基本は朗読,この本のとくにコワそうな章を毎日3回ずつ声を出して読んでご覧なさいな,まあ,普通な神経の方なら3週間でオカシクなるんじゃないかしら。てゆか,とりあえず○○○○○○○○○○○ようになったら要注意ね。あらあなた。何をまぁぽたぽた。ところでこの本の後ろのほうに,精神科のオイシャさまの遠山高史先生による「境界型人格障害」についてのお話があって,それはつまり海の向こうのアメリカでは1980年代の不景気に精神科のオイシャさまが食べていくため,金持ちのドラ息子やドラ娘たちを治療するシステムが作られてそこから再帰的に「境界型人格障害」という病名が発明されたということなんだけど,ふうん説得力。でもこうしてドア越しにあなたとお話してると,やっぱりそれだけじゃすまないような気がする。だってほら,デデデデ電波があたあたしにそそう言えって。

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