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2000/10/07

[雑談] 全プレ ラヴ

Nimg1700 突然だが烏丸は全員プレゼント,いわゆる全プレが大好きである。
 もちろん宝くじもお誕生日のプレゼントも好きだが,それはそれ。定価で買うとは思えないものに一生懸命になるのが楽しいのだ。

 

 古くは「萩尾望都 ポーの一族サマーバッグ」(別コミ)とか,「岩館真理子のペンケース」(週マ)とか。岩館真理子は小さな赤い鍵も持っているから,ファンだったんだな。ピカチュウの腕時計やリュックサックは何種類か持っている。
 半年ほど前には,光文社文庫を2冊買うともれなくカッパ先生の携帯ストラップが,というのがあった。しかし,応募券は新刊の帯にしかついておらず,欲しい本がそうそうなくて苦労した。なんとかカッパ先生とカエル君のをもらったがカエル君は家人に取られてしまった。大人ですから,いつまでもぶつぶつ文句を言ったりはしません。
 文庫本といえば,講談社文庫のカバーの折り返しには葉っぱのようなマークが付いており,これを15枚送ると「庫之介」という文庫BOXがもらえる。CDを整理するのに便利なので,かれこれ20個はいただいた。CD専用クローゼットをこしらえたときも,棚の高さをこれに合わせたほどだ。

 

 全プレでなくとも,当たる確率の高いプレゼントにはよく首をつっこむ。
 「ぴあ」は東京でしか発売されてなかったため当選率がよく,しかも何に何通応募があったか表を載せてくれていたので穴を狙いやすかった。試写会の入場券など入れ食いだったし,レコード(まだCDはなかった)やTシャツ,トレーナーなどもずいぶんいただいた。当時の「ぴあ」が独特だったのは,プレゼントが当たってもモノは送ってくれず,引き換えハガキが届くだけだったこと。それを持ってプレゼント提供のレコード店や書店などに向かうのである。1,000円の写真集を当て,渋谷まで友人と受け取りにいってお茶飲んで赤字,ということもあった。当時「ぴあ」の本社は4階建てのエレベーターもないビルで,大矢ちきデザイン,マリリンモンローがスカートをひるがえした絵柄のトレーナーが当たったときは「MかなLかな」とその場で着替えさせられ,くるりとその場で回された。あのときの受け付けのお姉さまはお元気であろうか。

 

 全プレの醍醐味は,そのうちお金を出して買うつもりのものでなく,普通ならまず手を出さないようなものが得られることにある。「ポーの一族」はファンだったが,誰が金を出してまでビニールしなしなの小さなサマーバッグを欲しがるだろうか。「ぴあ」では朝比奈マリアのデビューアルバムが当たった。知らないだろうが雪村いづみの娘で,その後の噂も聞かない。

 

 継続して集めているのはチョコボールの銀のエンゼルで,先ほど数えたら18枚あった。おもちゃのかんづめに交換してもよいのだが,子供がこのありがたみを理解しないうちに交換するのはもったいないのでほったらかしている。もちろん,自分の分としては,男の子用,女の子用,もう何度も交換した。

 

 今,烏丸が思案中の全プレは,あれである。ある種の上場企業の株主になれば,配当のほかに一種の粗品として,さまざまな景品がもらえる。後楽園の株主になれば巨人戦の指定席がもらえるというのが昔から有名だったが,それは別に欲しくないので会社四季報をぱらぱらめくってみる。グループ会社の宿泊券だとかお食事券だとかが並ぶが,この不景気の折り,大枚はたいてまで欲しいものはなかなかない。どこか,ファイトを呼ぶ景品を出してくれないものだろうか。烏丸はきっと,投資するぞ。

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